2回目の転職を決意した時のこと

私は看護師ではありませんが、3回の転職を経験しています。私の転職経験は必ずしも成功だっとは思えませんでした。ですが、結果的に見れば転職をして良かったとかなり時間が経過してから思えるようになりました。そんな私の転職経験を参考になればとご紹介しています。今回は2回目の転職を決意した時にしたいと思います

2社目の会社は小さなソフトウェア開発とその販売をする会社でした。親会社が一部上場企業で安定性のある会社だったため、特に何不自由なく5年ほど働くことができました。

この5年間の間に、私はソフトウェアやネットワーク知識が身につき、ワープロとパソコンの違いも分からなかった私が、クライアント・サーバー型のシステムを構築できるまでにスキルが上がりました。営業だけでなくシステムメンテナンスやクライアントのインストラクターまでこなし、いろいろな経験をさせてもらいました。

このままずっと勤め続けても、特に不自由なく生活を送れると思いましたが、いつしか何か物足りなさを感じ始めていました。

営業としての役割よりもネットワークエンジニアのような働き方になってきていました。パソコンやネットワークの知識が身につくことは非常によいではありましたか、営業としてお客様に接するよりも、エンジニアとしてお得様と接することが多く、営業職のように自分で何かを切り開いているような感覚は持てませんでした。

パソコンやネットワークの知識や経験が身につくことはメリットではあっても、技術者のようにプログラミングができるわけでもなく、スキルとしては中途半端としか言えませんでした。何か大きなことにチャレンジしたり、新しい取り組みをしているという感覚もなく、ただ日々の業務をこなしているような感じになっていました。それが悪かったとか、嫌いだったとかいうことでもありません。でも、自分にはなぜかしっくりこなかったのです。

もうすぐ30才になる頃でした。もっと自分は何かできるのではないかと考え、だんだん転職を考えるようになりました当時の上司からも、ここであまり伸びしろが期待できないため、他で働いた方がいいのではないかと言われたりもしていました。

私はこの会社でずっとパソコンやネットワークに携わったためにさまざまな知識が身に着きましたが、この頃からインターネットの発達は非常に著しくなっていました。今どきのネットベンチャーという企業がたくさん立ち上がり、これからITバブルに向けて盛り上がっている時期でした。

もう一度何かにチャレンジするならば今しかないと考え転職を決意しました。最初の転職の際はとりあえず退職してから転職活動したために、とても焦ってしまったしお金の面でも不安がありましたので、今回は退職と転職の間はほとんど無職の期間がないようにしたいと考えました。

これからはインターネットがますます発展していくと思われたので思い切ってインターネット業界への転職を踏み切りました。インターネットの可能性をとても広く感じました。もう10年以上前の話ですが、この予感は的中したわけです。なぜなら今は全てのシステムがインターネットに繋がっているほど、ネット社会が加速したからです。

次の会社は3社目となりますので、骨を埋める覚悟で転職先探しを行いました。3社目となる会社は自分で転職サイトで情報を探して応募しました。

私はいくつかの応募した企業の中で、あるネットベンチャーで採用が決まりました。この時のその企業は営業経験があり、なおかつパソコンやソフトに精通している若い営業マンを探していました。今までのキャリアや経験を面接で話し、その内容がマッチしていたようで、勢いのあるネットベンチャーならではのノリのような形で採用が決まったというような印象でした。

結果的には無職の期間がほとんどないままに、次の会社への転職に成功することができました。今回の転職は割とスムーズに事が運びました。新しい職場も決まり、心機一転落ち着いた気持ちで頑張れると思いきや、3社目の会社はあまり自分に合っているとは言えない環境でした。

2回目の転職にはいくつかの反省点があります。まず一つはノリと勢いで転職先を決めてしまったことです。採用担当者が私のことを気に入ってくれたために、そのままその流れで入社を決めてしまいました。入社を決めたこの会社はどうしても入りたかった会社というよりは、なんとなくネットベンチャーでこれから伸びていきそうだとかなんとなくかっこいいとかそういう根拠のない勘みたいなもので決めてしまいました。

すべては自分に責任があります。企業研究や自己分析が十分であったとは言えない転職でした。そもそも自分は何をしたくて、それを実現できる会社かどうかで転職先を判断していませんでした。

転職活動の難しいところはここです。新しい会社に採用されることがまるでゴールのように思えてきます。ですが、実は採用が決まることはゴールでもなんでもなく、単なる人生の仕切り直しでしかありません。新しい職場で十分に活躍し、自分が満足できるような働き方ができるかどうか大切です。採用されることを目的に転職活動をしてしまうと、私の今回のような大きなミスマッチを生んでしまうことになります。

とにかく転職活動には十分な自己分析と多くの情報収集から企業を選定していく必要があります。転職サイトを適正に活用するためには、様々な情報を多く集めしっかりと自己分析をして、自分として今後どう活躍していきたいのかをしっかり見極めて、それに合致する企業に応募し、採用を突破する必要があります。

転職情報サイトは登録も利用も無料ですので、色々な転職情報サイトに登録し、様々な情報を収集していきましょう。