看護師に限りませんが職場での女性同士の人間関係について

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人間関係に悩む看護師の皆さんも多いのではないでしょうか。私の職場でも人間関係は大きな問題の一つです。なんで人間関係は難しくなるのでしょうか?それはチーム主体ではなく、個人の考えが優先されてしまうからです。

個人的な考えが強い人は人間関係をこじらせます。看護師の場合は、特に関わり合う人が多いですよね。看護師同士(先輩看護師、後輩看護師、同僚の看護師)、看護師と患者、看護師と家族、看護師と医師、看護師と病院スタッフ、ものすごい複雑な人間関係のネットワークの中で仕事をしていることになります。

このネットワーク全てが円滑に行くことはまず無いでしょう。これだけ広いネットワークの中で働くと、どこかで誰かしら自分のことしか考えていない人が現れるからです。

人間関係がこじれるのは仲が悪いから

基本的に仕事というのはなんらかのチームで行っているはずです。チームが円滑な場合、人間関係の問題というのは起きません。仮になにか問題が起きたとしてもそれは話し合いやお互いの理解が深まることで自然と解消されていくのです。

人間関係の問題としてしこりが残り、あとあとまてギスギスしてしまうのは、簡単に言ってしまえば仲が悪いからです。仲が悪いうえに仲良くする気がないからです。お互いに和平を望んでいないほど険悪になった場合は、非常に始末の悪い問題となっていきます。

女性たちは優秀なのになぜか仲が悪い

私は民間企業の人間ですが、女性の部下が15人ほどいます。彼女たちは、キャリアも経験も家族構成も、年齢も価値観も仕事に対するモチベーションも、まさに一人一人違う15人15色という状況です。

ひとりひとりは優秀です。はじめに言っておきたいのですが、女性に対して偏見や差別があるわけではありません。女性はいかなる社会、ビジネスにおいても最重要と考えています。先進的な国家、サービスにおいて、女性が活躍していない世界はありません。結果が出せていない世界こそ、女性は活躍しておらず、時代に乗り遅れています。

私の職場でも、女性たちは個性を発揮し、女性ならではの発想や視点が仕事上、大いに役立っています。これはビジネスの戦略上、男性には絶対にできないもっとも重要な役割を担っています。しかし人間関係となると話は別です。女性たちの集団は、表面的には和気あいあいとしています。ですが、実際はあまり仲が良いとは限りません。愚痴、悪口、ねたみ、嫉妬、不公平感、疑心暗鬼で、本音ではお互いを好きではありません。

なにかにつけて、人間関係の問題が発生しています。お互いを信じる気持ちが希薄なようで、いちいち誰かの発言で右往左往している感じです。

女性ばかりのチームは人間関係がまとまりにくい

このような人たちが一つの方向性、一つの目標に向かって一体感を持って仕事をしていくのは、かなり難しい事になります。その場にいない人の悪口や陰口、仕事に対する愚痴や不満、ストレス発散といえばストレス発散なのかもしれませんが、それがまた新たな問題や人間関係をさらにギクシャクさせたり、噂や派閥、波紋を生んで行きます。

男性ばかりのチームは、友達でもないのに、仕事と割り切ってうまく連携していくことが多いです。多少の衝突があったとしても、話し合い、時間がたてば、和解していき、むしろ結束が強くなったりもします。私も含め男性は元来臆病で賢くありませんから、よくわからないところでなぜか分かりあえたり、仮に分かり合えなくても、そこそこのところで面倒くさくなり和平に応じたりします。

ですが女性ばかりのチームとなるとそうはいきません。どうしてこうもまとまらないのかというくらい。私のまとめ役が良くなるというのは大いにありでしょう。しかし私や私の知り合いのところなどの知る限りにおいて、他のチームでも、他の会社でも、どこに行っても女性の集団というのは基本的に仲が悪いことが多いようです。保護者会、老人会、サークル、部活、クラスメート、たとえ仲良し数名グループであっても、あらゆる場面で女性だけの集団は小競り合いになっています。

女性の人間関係が難しいと感じた一例

先日はこんなことがありました。ある人が結婚式寿退社することになりました。30名ちょっとのチーム全員で、300円を集めてプレゼントを渡そうという企画を考えました。すると男性たちは何も言わずに300円を進んで払ってくれるですですが、女性の集団はどうでしょうか!

以前に寿退社した人と金額違うとか、なぜあの人のプレゼントが多いのかとか、お花が多すぎるとか、みんなで集めたお金の使い道はどのようになるのかとか、そもそもなぜあの子ばかりこんなに丁寧な扱いなのかだの、それはもう何しろ不満や愚痴、クレームのような悪口が一瞬で巻き起こるのです。

なぜなんでしょう!なぜおめでとうと300円を気持ちよく出せないでしょうか!?

こうした女性特有の問題が起こった場合、私は女性の代表として私の奥さんに意見を求めます。すると私の奥さんはこのように言いました。自分が主役ではないから、そういう人はたとえ10円であっても文句を言う。無視していれば良いと。

なるほど金額や内容の問題ではないということのようだ。誰かがお祝いされ、祝福を受けるということ自体があまり気乗りしないことのようだ。チームというより個人主義が強い女性たちなので、自分が面白くないことはとりあえず悪口、影口の対象になるのだと思いまいした。ということで私は彼女達が陰で色々言っていたとしても、あまり気にしないことにしています。

もちろん直接私に何か意見や不満を言ってくるのであれば、それはある程度聞き入れ、是正できる問題は改善したいと思っています。ですが直接なにか言ってこない問題で、間接的に情報を聞いた程度の場合、私は聞かなかったことにしています。

なぜなら女性達は問題を解決してほしいという要望はあまり無くて、ある問題について個人の考えを発したいとか、あるいは個人の不満を発散したいという心理が働いているようであるからです。

ですから頼まれもしないのに、中途半端に介入したり、呼ばれていもいないのに問題に首を突っ込んで解決しようとしても、問題が大きくなるだけで解消されません。女性たちは問題の解決を望んでいるわけではないときさえあります。問題を解決したいのではなく、問題を問題視することが彼女たちのひとつの欲求であるといっても良いようです。

女性同士の職場の人間関係を円滑に進めていきたい

先ほどから看護師に限らない話になっているかとは思いますが、ではどうしたらこうした人間関係を円滑に進めることができるのでしょうか?

人間関係がうまくいかない場合原因は二つに分けられます。一つは本人に問題がある場合。もう一つは周囲に問題がある場合。さらにその両方が問題である場合。いずれの場合もその問題を解消すれば人間関係は解消されるはずですが、そう簡単にいかないのがこの人間関係の問題の根深いところと思います。

本人に問題がある場合

では本人に問題がある場合どうすればいいでしょうか?本人に問題がある場合、いくつかの原因が考えられます。自分勝手に行動する、発言が無責任すぎる、周囲と協調できていない、相手に思いやりがない、そもそも仕事ができていない、仕事をやる気がない。おそらくこういった問題が職場での人間関係で本人が原因のものになると思います。

仕事ができない、やる気がないというのは、もはや原因というよりは社会人として失格ですのでここでは論ずることはしません。自分勝手に行動する人は、自分の行動が良いと思い込んでいるからだと思います。そして周囲と自分を見比べず、協調することを良しと思っていないのだから、相手に思いやりもないし、自分勝手に行動しています。

本人に起因する問題が解消されない限りは、どこに行っても人間関係で問題を起こし、いつも修復することができません。自分本位で行動してしまう人がいるとするなら、自分の考え方を少し変えましょう。それではどこに行って結局は自分が損しているだけです。

なぜなら周りの人達はあなたと行動したいのではなく、自分の仕事をしたいだけなのです。あなたが正しいとかあなたの意見の方がより良いということはあるのでしょうが、それはまったく相手にとって興味がないことです。それをさも正論のように振りかざしてしまうのは得策ではないのです。このような勘違いは早めに修正した方が良いと思います。

自分本位の人は、自分だけでなく周りの人間もずっと苦しめることになります。そのためにはまず私は正しくて間違っていないと言う自分へのこだわりや肯定を少し変える必要があります。謙虚な気持ちがないとどこかで自分の成長が止まってしまいます。自分勝手が原因で人間関係がうまくいかない場合は、やはり自分の問題をしっかりと捉える必要があります。

人間関係の原因が周りにある場合

ただし注意も必要です。人間関係の原因が周囲に問題がある場合があるからです。これは本人の問題ではなく、周囲が問題ですのでその原因を本人に追求してしまうと別次元の問題に発展していってしまいます。では周囲に問題があるというのはどういうことでしょうか?

いじめ、嫉妬、悪口、僻み、やっかみのような類のものです。仕事の邪魔をする、何かにつけて悪口を言う、嘘や大げさな報告や噂話であなたの評判を落とす。悪意をもって接しているこういう場合は、もう既に人間関係の修復が不可能である場合があります。そこで何かを上手くやっていくよりは、思い切って環境を変えてしまった方が良いと思います。

こういう環境で頑張り続けるというのは、非常に辛いことですし、人間関係の問題を耐え、それを乗り越えることは本来の仕事ではないからです。時に我慢や忍耐は必要だと思いますが、あまりにも過度な状況な場合、それは逃げて構わないのです。精神を患ったり自分を追い込んだりするよりは、逃げてしまってかまわないのです。

自分を守ってくれるのは自分しかいない

自分を守ってくれるのは自分しかいないからです。相手が変わることを望んでも、相手は絶対に変わってくれません。変えられるのは自分ですので、修復不可能な人間関係のトラブルの原因が周りにある場合、自分が逃げましょう。

変に自分を追い込んでしまうと、精神を患ったり、最悪の場合自分で自分を苦しめたりしてしまいます。そんな必要は一切ないのです。そこまでの状況に至るようであれば、あっさりと逃げて良いのです。

人間関係の問題を整理する4つのマトリクス

そこまでの状況ではない人間関係で問題が起きている、つまりとなく周囲とうまくいかない、どうしてもそりの合わない人がいる、意見の衝突が起きる。こうした人間関係で悩んでいる人も多いと思います。深刻というよりは、毎日のことなのでついつい気を揉んで悩んでしまう、そういう問題も多いと思います。ではどうすれば良いのでしょうか?

こうした問題の場合、問題の根本を考える必要があります。4つのマトリクスにそれぞれ自分、自分の環境、相手、相手の環境という四つを書き込みましょう。対人関係で悩んだ時は、この四つのマトリクスで問題を整理していきましょう。問題を解決するためには必ず何かを変えなければいけません。何も行動せず、何も変えず、問題が自然と解消するのを待つというのは、基本的にはあまり問題解消にはならず、いつまでたっても問題が解消されない可能性が残ります。ですから何か行動を起こす必要があります。この4つのマトリクスを書いて、どう行動すれば良いのか、何をすれば良いのかを考えてみましょう。

相手や相手の環境を変えることは考えない

この4つのマトリクスは、とても簡単な理屈で問題を整理することができます。問題を解するためには何かを変えなければいけませんが、この中で変えることができるのはひとつしかありません。まず相手を変えることができるでしょうか?相手を変えるというのは、非常に労力がかかることですし、基本的に相手を変えるということはできないと考えた方がいいと思います。なぜなら誰かがあなたのことを変えようと接してきた場合、あなたはそれに素直に応じることができないからです。

つまり相手を変えるということは、非常に難しいことで、労力もかかり、かつ不可能に近いことなのです。相手が変わることを望んだり、相手に相手が変わることを求めるのは、非常にナンセンスです。人間関係を考える上で、相手が変わることを求めることは、答えのない答えを求めるような迷路に入り込むことになります。問題をますますややこしくしますから、人間関係を考える上で相手を変えるということはまず第一に考えることをやめましょう。相手が変わることは、絶対に期待してはいけないのです。なぜなら相手は変わることを望んでいないからです。

ではもう一つの相手の環境、これを変えることができるでしょうか?あなたが上司であったり、あなたが相手にとって絶大な権力を持っているなら話は別ですが、同僚や職場の仲間程度の関係性で、相手の環境を変えるというのは非常に難しいことです。つまり相手の状況や環境、そして相手そのものを変えるということは、とても難しいことです。

人間関係の問題を解消するには自分を変えていく

相手をどうにかしようとか、こうであればいいのにと考えてしまうから、人間関係で悩みが深くなってしまったり、自分の中で苦みが増大するのです。ではもう一点の自分の環境を変えることはできるでしょうか?こちらの方が変えることはできます。転職で職場を変更することはできるでしょう。あるいは部署を変えることもできるでしょう。ですが、これもそう簡単にはいかないケースも考えられます。ただ相手を変える、相手の環境を変えるよりは、はるかに変えやすい部分にはなります。

最後の自分を変えるです。答えはここです。何か問題が発生したら、自分を変えるしかありません。自分だけは自分が変えられます。しかもいつでも変えることができます。

ではどのように自分を変えれば良いのでしょうか?自分に大きな問題があり、常に人間関係のトラブルが発生しているのであれば、自分そのものの考え方や性格、存在、自分そのものを変えていく必要があります。そこに気づけない限りは問題はいつまで立っても解消されていきません。でも多くの場合、そんなに大きな問題を自分が抱えているとは言えないでしょう。

一生懸命やっているのに悪口を言われる、良かれと思ってやっていることを嫌いだ言われる、僻みやっかみが多いなどは、自分が原因であるというのは周りに問題があるケースです。この場合、何を変えなければいけないでしょうか。それは人の評判や人の評価を気にしないということです。

変えること、それはあなたを評価しない人の評判や評価を気にしないこと

あなたはあなた、あなたが良かれと思っていること、それをある人から感謝され、あるいはある人から評価されているのであれば、別のある人からの批判や僻みやっかみは一切気にしないということです。全ての人があなたを評価し、全ての人があなたに好意を持つことなど、そもそも無理な話なのです。ですが、あなたにとって一番大切なことは何でしょうか。例えば看護師であれば、患者から感謝をされ、患者から頼りにされる事のはずです。同僚から悪口や僻みを言われたとしても、患者からしっかりと評価を得られていれば、一切気にすることはないはずです。あるいは職場のある仲間やある上司からあなたがしっかり評価されているのであれば、周りの僻みやっかみなど特に気にすることはないのです。全ての人からの評価を気にしたり、一部の人からの評価を気にするから、必要以上に人間関係で悩んでしまうのです。

つまり悩みの原因は、周りではなく自分なのです。悩むから悩むのです。悩まなければいいのです。気にしなければいいのです。しっかりと本来の役割を果たし、評価や評判というものの本質を理解していれば、誰からどういう悪口を言われようが気にすることはありません。あなたがあなたとしてしっかりしてきちんと仕事をしていて、それがある一定の評価や評判を生んでいるのであれば、誰に対しても恥じることも詫びることもありません。

集団の人間関係を円滑にするにはチームを主語に

集団の人間関係をうまくいかせるにはどうしたらよいでしょうか?集団がうまくいかない原因は、個人が個人のことを考えていることが原因になります。ですので常にチームを主体に仕事や問題を考えさせる必要があります。私はこうだ、私はこうやりたい、私はこうやっていた、私が!私が!私が!こうしたチームがうまくいくわけがありません。私は関係ないのです。仕事は集団でチームで行うことですので、特定の『私』の主張が優先されてしまうとチームは一瞬で上手くいかなくなります。『私』ではなく主語が、『チーム』にならなければいけません。

この意識改革は非常に重要です。そして難しい面もありますが、個々の問題を解消するよりは、遥かに問題解消しやすいと思います。チームの意識改革が必要な場合は、それぞれ個々の問題ではない、チームとしてどうあるべきか、チームとは何なのか、チームの目指すべき方向性などを示し、その中で話し合いを行い、共通の認識や目標、価値観を持ち合い、一緒になって共通の問題に向かっていく姿勢でチーム作りをすることが重要と考えます。

自分を変えるのはメリットでしかない

人間関係はどこの世界に行っても共通する問題です。ですが人間関係で悩むのは、あまり賢明とは言えません。相手、相手の環境は変わらないですし、自分の環境を変えるのは非常に大変です。自分の考えや自分自身を変える方がよっぽど楽ですし、自分にとっても一番メリットがあります。このように問題を切り分け、割り切って考えれば、意外と楽な問題です。

もう一つこういう考え方があります。いま自分や私たちに降りかかっている問題、非常に大きな問題だと捉えがちです。これは当事者だからです。当事者意識からくる拡大解釈や被害妄想が余計に問題をこじらせているからです。ですからシンプルに考えてみましょう。

隣の家族や隣の会社や病院、全く自分に関係ない別の集団で、同じような問題が起きたとして、果たして自分がそんなに当事者意識を持ち、その問題ばかりを重視することができるでしょうか?おそらくそんなに悩むことではない、あるいはそんなに大きな問題ではないと考えるとできるはずです。上司や同僚との人間関係に悩んでいる、確かにそれは辛いことだと思います。ですが同じ問題が全く別の誰かに、全く別の環境で起きていたとして、自分はそんなに深刻になれるでしょうか。あるいは地球規模、宇宙規模で考えて、その問題はそんなに深刻な問題でしょか。グローバルに考え、視点を変えることによって、それほどの問題ではなく、それほどの大きな問題ではないと置き換えることができます。

見方が変わることで問題は解消されなされなくても、問題を小さく置き換えることができるようになります。人間関係で悩み、夜も眠れない、あるいは明日の出勤が憂鬱であるというような時は、このようなことを考えると非常に頭も整理されます。

このような方法を用いて自分を少しづつ変えていきましょう。大切なのは自分、変えられるのは自分、自分は自分、自分をしっかり評価してくれる人のために、自分らしく頑張ればよいのです。

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