こんにちは!高校生の頃は看護師へのなり方が分からなくて苦労したなあ…っていう過去を持つ現役、脳外科看護師2年目、23才のあんずです!
2021年、高校生がなりたい職業ランキングで1位を獲得した「看護師」。憧れている高校生も多いのではないでしょうか?そこでこの記事では、「看護師ってどうしたらなれるの?」、「看護師ってよく聞くけど、どんな仕事をしているの?」という疑問を持つ高校生に向けて、脳外科看護師2年目のあんずが
- 看護師ってどんな仕事?
- 高校生が、看護師になるにはどうしたらいいの?
- 看護師って稼げるの?
という3つについて説明していきたいと思っております!
最後には看護師の年収についても書いているので、最後まで読んでもらえるとうれしいです!
看護師ってどんな仕事?
看護師の仕事は、看護師助産師保健師法には
「療養上の世話または診療の補助」
と書かれています。
かんたんに説明すると、
「療養上の世話」とは、患者さんのお世話のことです。
例えば…、
- バイタルサイン測定(お熱、血圧、脈拍、呼吸数を中心に頭の上からつま先まで患者さんを見る。)→異常があればすぐに医師に報告する。
- お風呂、歯磨き、食事のお手伝い
- 移動のお手伝い(車椅子で患者さんを押す、歩く時に肩をかす)
などですね。
「診療上の世話」とは、病気の治療のお手伝いという意味です。
例えば…、
- 採血(針を血管に刺して血を取る)
- 点滴
- 医師の診察のお手伝い
- 医師の処置のお手伝い
などです。
ここまで、看護師の具体的な仕事を書いていましたが、看護師は「病院のなんでもやさん」と言われていて、ここにも書ききれないくらいのたくさんの仕事をこなしています。
実際に、私の働く病院では、コロナ禍で家族と会えない患者さんが多かったので家族代わり、美容師さん代わりとなり患者さんの髪を切ったり、スマホの使い方を患者さんに説明する看護師さんが多くいらっしゃいました。
そのことからも、色んなことに好奇心旺盛な人が看護師に向いていると言えます!
高校生が、看護師になるにはどうしたらいいの?
高校生が看護師になるには、大きく分けて
- 看護専門学校・短大に3年通う。
- 看護大学に4年通う。
という2つの道のりがあります!
なので、看護師になりたいと考える高校生のみなさんは、自分の通える範囲のところに看護専門学校は無いか?、看護大学はないか?を調べて見ると良いでしょう。
看護専門学校、大学に通うには、何を勉強するべき?
看護専門学校では、国語と、数学と、英語のテストを受けることが多いのでそれを中心に勉強しましょう。
看護大学に通うには、国語、数学、英語に加えて、化学か物理が必要なことが多いです。
そのため、科目の選択に迷った時は理系で化学と物理の授業を取るようにしておきましょう。また、看護大学でも化学や物理の知識を使うことが多いので、深めて勉強しておけると良いですね。
看護学校と、看護大学は何がちがうの?
看護学校と、看護大学卒で違うのは、
- 通う期間(専門学校で三年学校に通うか?大学で四年学校に通うか?)
- 卒業後の給料(大学の方が給料が高い)
です。
看護師になるために学ぶ期間について
看護専門学校だと3年という大学より短い期間で看護師になれます。
しかし、看護専門学校では、看護大学で4年かけて勉強するために専門学校は多忙で、実習とテスト、就活も重なることがあり大変と言われています。
看護大学は、4年かけて、丁寧にゆっくりと看護を学べるので専門学校に比べて楽と言われています。保健師や助産師を目指せる看護大学もあります。
また、就職した際の給料が一年目で年間で10万円高いですし、看護大学卒の方が就職、キャリアアップに有利です。
しかし、その反面、私立大学となると初年度の学費だけで、平均186万かかると言われており、専門学校の初年度学費110万円に比べて学費が70万円高い傾向にあるというデメリットがあります。
また、公立の看護大学は人気があり、高い学力が必要とされています。いうデメリットがあります。
お金や、学力を気にしなければ圧倒的に看護大学をオススメします。なぜなら、やはり稼げるし、キャリアップに有利だからです。
しかし、看護大学に入学するにはお金と学力が必要です。なので、自分自身の学力と、両親の経済力等も考えて学校を選択する必要があります。
稼げる看護師になるためにも、高校に入って早いうちから勉強しておくべきであるということは、言うまでもありません。
お金がない家庭も安心、奨学金がたくさん出てるよ
現在、日本は看護師不足が深刻であるため、看護師には、多数の奨学金が用意されています。なので、お金が無くても看護師になる道はあります。
しかし、奨学金の中にはお礼奉公と言い、奨学金をもらった病院に就職して3年はやめられない勤めなければならないというなどの縛りがあったりするることがあるので注意が必要です。
また、病院勤務は激務であり、辞めたくても辞められないという状況にになると辛いです。
ので、ですから、一つの病院から奨学金を借りるのではなく、都道府県県の奨学金はオススメ。県が指定する病院でに働くならどこでもいいよというような柔軟性があるからです。、適用範囲が広いものを選ぶと良いでしょう。
看護師って稼げるの?
看護師の平均年収は、「470万円」と言われています。
女性の平均年収が、「370万円」と言われているので女性が働く上では高い年収が稼げるとは言えるでしょう。
しかし、労働者全体の平均年収は、「490万」と言われており、労働者全体を見ると低いと言えます。
また、看護師は夜勤勤務で稼いでいるという職業であり、命を背負うという責任感、夜勤勤務、多忙、ということを考えると、稼げると一概には言えない仕事なのかもしれません。
けれども、看護師は、国家資格なので強いです。看護師免許を一度取れば仕事を辞めてもかんたんに転職できるし、仕事に困らないし、看護師の仕事の範囲は広いので多様な働き方ができる。という強みがあります。
このことを考えると、大きく稼ぐことは難しいげてはいないかもしれないけど、安定していて、一生食べるのに困らないという仕事なのかもしれません。
コロナが続き、不況、ボーナスなしという辛い状況の多いの日本で、露頭に迷いたくない、安定した生活を送りたいという方には、看護師はおすすめの仕事と言えます。
まとめ 看護師になりたい高校生は参考にしてね
看護師になりたい高校生は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね!
最後にまとめますと、
- 看護師の仕事は、患者さんの世話と医師のお手伝いをすること。
- 高校生が看護師になるには、看護専門学校に通うか、看護大学に通う必要がある。おすすめは、看護学校卒よりも就職した時に稼げる看護大学。(ただし、学費に注意)
- 勉強した方が良い科目は、「国語」「数学」「英語」プラス「化学」か「物理」
- 看護師は平均年収「470万円」と女性の中では稼げる仕事。看護師として働くと転職に困らず安定して暮らすことができる。
以上になります。
看護師は大変な仕事だけど、やりがいもあるし、いつでもどこでも働けるという強みがあります。高校生のみなさんは、ぜひ勉強を頑張ってくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!