社会人になったけど、会社や仕事内容になじめずに転職をする人も多いです。ですが、転職をしただけでは、次の仕事でうまくいかないケースも多いです。
多くの社会人が転職をしても、きちんとしたスキルが身についていないケースも多く、結局は戦力として活躍できないから新しい職場になじめずにうまくいかないことがあるのです。
一方で、社会人を辞めてから専門学校に進学する人も多いのです。やみくもに転職をするよりも、専門学校への再進学を検討してみてはいかがでしょうか?
なぜなら、専門学校ならきちんとしたスキルや資格が取得できるからです。
人生100年時代と言われています。スキルのために再進学することは、むしろ長期的に見ればメリットだらけなのです。本記事では、再進学や転職に悩む社会人の方に、専門学校進学について解説していきます。
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目次
社会人から専門学校に行くメリット
看護師や理学療法士、柔道整復師、美容師、調理師などの国家資格、ITエンジニアやパティシエ、デザイナーなどの手に職をつける仕事、音楽や声優、ダンスなどの才能を生かす仕事など。
専門学校で学べる分野は非常に多岐にわたります。また、多くの専門学校は2~3年で卒業できるために大学よりも短期間で資格や仕事の習得が可能です。専門的に学ぶのが専門学校の特色ですから、座学中心の大学とは違って実習や実演に多くの時間が費やされます。
だから、卒業した後はすぐに戦力として活躍できる人が多いのです。
ポイント
社会人を辞めて専門学校に行くメリットは、きとんとしたスキルや資格を身に着けて、戦力として活躍できる人材に成長できることです。
社会人から専門学校に行くデメリット
社会人を辞めて専門学校に行くことはメリットがあります。ただし、それはデメリットと天秤にかけて考える必要があります。
社会人を辞めて専門学校に行くデメリットをまとめました。デメリットがあるから、諦めるというのではなく、デメリットを理解したうえで、どうするべきかを考えてみましょう。
時間がかかる
卒業までに2~3年の時間がかかります。仮に2年制の専門学校だったとしても、かなり長い時間を学校に行くことに費やすことになります。
ただし、これは長期スパンで考えるべき問題です。明確なスキルも資格もなく、この先の長い人生をこのままで行くのか?人生のたった2,3年を自分のスキルアップのために本気で努力をするのか?
人生の分かれ道です。慎重かつ前向きに検討してみましょう。
お金がかかる
専門学校に通うにはお金がかかります。入学金、授業料だけでなく、教科書代や実習費、研修旅行など、さまざまな出費がかさむことになります。
日本学生支援機構の奨学金を借りるという方法もありますが、あまりオススメできません。結局はあとでお金を返す必要があるからです。給付型以外の奨学金は、あくまでも借金であることを忘れてはいけません。
しかし、社会人の方ならば、お金の問題は解決できるかもしれません。のちほどすこし説明しますが、『専門実践教育訓練給付金』を利用したり、実質的に学費が免除になる奨学金制度を利用することも考えてみましょう。
忙しい
これは覚悟のうえで決めるべきことですが、専門学校は勉強をするところです。学校の授業が終わっても予習復習があり、実習の準備があり、制作物の課題が出たります。自分をよりスキルアップするには、学校から出された課題だけをやっていてはいけません。
自己学習でどれだけ知識やスキルを身に着けるかが重要。言われた勉強をただやる程度の覚悟であれば、社会人から専門学校に行くのは辞めておきましょう。
生活費をどう確保するのかが問題
ここが最大の問題だと思います。学費がなんとか工面できたとしても、生活費までは誰も面倒見てくれません。
一度実家に帰って親の面倒になることも検討してみましょう。夜や休日にアルバイトする必要もあるかもしれません。
ただ、アルバイトで勉強がおろそかになっては元も子もありません。ただ、生活費は必要です。
親のすねをかじるのも本質的ではありません。ですが、いずれ必ず借りたお金を返すという条件で、親の世話になることも考えてみましょう。
社会人において、親の世話になるなんてみっともないことはしたくないという人も多いでしょう。親に頼れなくても、家賃を大幅に下げたり、貯金を取り崩したり、人生がマイナスに向かうことの恐怖ははかりしれません。
ですが、勇気ある撤退が必要な時もあります。必ず復活するために、一度敗走を経験することがあっても良いのでは?
社会人の進学を歓迎している専門学校(スタディサプリ進路・リクルート)社会人から専門学校に行くには?夜間部に通う方法もある
社会人を辞めて専門学校に行くには、もっとも大きな問題がやはりお金の問題だと思います。
ただ、専門学校には働きながら学ぶという人が多くいます。昼間は働きながら、夜に勉強するスタイルです。
当然、かなり忙しいですし、寝る間も惜しんで勉強する必要があるでしょう。
厳しいことを言いますが、そのくらいの覚悟は必要です。
でも、長い人生のうちのたった2,3年の話です。自分をリビルドする覚悟で昼間働き、夜学ぶというスタイルを取ることも考えてみましょう。
社会人の進学を歓迎している専門学校(スタディサプリ進路・リクルート)社会人から専門学校に行くための学費支援制度
社会人を辞めて専門学校に行くのを国も制度として応援しています。
それが専門職業教育給付金制度です。これは学費の一部を社会保険から拠出して社会人の学びなおしを応援してくれる制度です。
詳しくは下記のリンクより確認してください。
また、看護師や介護福祉士、保育士などは自治体などが修学資金を出してくれます。ただし、修学資金を借りた自治体や病院での一定期間の勤務を条件としています。
どうしても新しい資格を取りたい、でもお金が無いという方はこうした修学資金制度を利用してみると良いでしょう。
また、新聞配達をしながら進学をするという新聞奨学金制度というものもあります。当然ながら、かなり大変な仕事になりますので相当な覚悟は必要です。ただ、新聞奨学金はあとで借金が残らないというメリットもあります。
このように社会人であっても利用できる学費支援制度はいろいろあります。進学を希望する専門学校やお住いの自治体によって利用できる制度が異なりますので、専門学校や市役所などに行ってみて相談してみましょう。
社会人の進学を歓迎している専門学校(スタディサプリ進路・リクルート)社会人を辞めて専門学校に行くべきか?
ここは各自の判断になりますが、終身雇用や公的年金がどこまで守られるのかわからない世の中となりました。
日本は人口減という過去にない状況を迎えています。今まで通りの右肩上がりの状況ではありません。
専門学校に行ってみたいとか、専門学校ってどうなんだろうと調べているあなたは時代の変化に敏感な鋭いセンスを持っているのかもしれません。
この先もずっとこのままできっと、そんな甘い世界は続きません。
社会人を辞めて専門学校に行くことが最適解だとは言いきれません。ただ、選択肢のひとつとしては大いにありだと思います。
社会人の進学を歓迎している専門学校(スタディサプリ進路・リクルート)社会人から専門学校に行った人の声
社会人の進学を歓迎している専門学校(スタディサプリ進路・リクルート)まとめ 社会人から専門学校に行くためには情報収集を入念に!
社会人を辞めて専門学校に行くには、かなりの覚悟が要りますし、お金も時間もコントロールしつつ、2,3年を費やさなければなりません。
給付金や修学資金などの制度もありますし、働きながら通うとか、アルバイトで生活費を稼ぐ方法もあります。
いずれにせよ、楽な方法ではありませんし、信念が無いと続かないかもしれません。
ただ、この記事を読んでいるあなたは、自分を変えたい!未来を切り拓きたいと思っているはず。
本当に社会人を辞めて専門学校に行くかどうかは別にして、社会人を歓迎している学校のパンフレットを取り寄せてみましょう。いろいろな学校の情報を収集しつつ、お金の面や勉強をどのように進めるのか、生活をどう成り立たせるのかを考えてみましょう。
自分を変える努力をしない人に、良い未来が来ることはないんだと思います。社会人を辞めて専門学校に行くかどうかは慎重に考えなければいけませんが、未来を変える手段のひとつとしては積極的に検討してみても良いと思います。
学費や生活面で心配がある場合は、興味のある専門学校に相談してみると良いでしょう。まずは予備知識のためにパンフレットを見比べて、いろいろな専門学校があることを知ることから始めてみましょう!
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